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魚の病気

2020/11/18
先週、近大マグロで有名な近畿大学の水産研究所で魚病に関する研修を受講してきました。
日常診療で観賞魚を診察することはありますが、養殖魚について勉強する機会がほとんどなく知識不足のままでした。大学の魚病学の講義以来20数年が経過し、頭も劣化する中8月~9月にリモートによる講義を受講しました。診療後、毎晩数時間の座学を受講するのは本当に大変でした。それを受け、先週実習を中心に学んできました。非常に内容の濃い実習で本当に勉強になりました。
チャンスがあれば水産業の分野でも仕事ができたらと考えています。

ネコの膀胱炎や尿石症が増えてきました

2019/10/29
ここのところ朝夕が肌寒くなりましたが、それに伴い猫の膀胱炎や尿石症が増えてきたように思います。10月は非常に多くなりました。
トイレに行く回数やトイレの長さをよく観察しましょう。
過去に膀胱炎や尿石症を経験した個体は特に観察が必要です。

エキゾチックの腫瘍

2018/11/09
ハムスター、モルモット、ウサギ・・・当院でも様々な鳥類を含めエキゾチックアニマルを診察しています。
偶然だと思いますが、ここ2ヶ月エキゾチックの腫瘍による手術が多くありました。
幸運にもすべて術後の経過もよく元気に過ごしているようです。ただ、どの症例も腫瘍がかなり大きくなってからの来院でした。その背景には近隣の動物病院を受診したが手術できないといわれて時間経過したもの、腫瘤を確認したが病院に行くことを迷っているうちに気が付いたらとんでもなく大きくなっていたなど。げっ歯類のように非常に体が小さかったり、ウサギのように異常に心拍数が多かったりエキゾチック特有の事情があります。
腫瘤が大きくなると手術時間が長くなり手術の難易度が上がってきます。
早期発見した場合には速やかに病院を受診し、受診した病院で対応できなければ診察可能な病院を紹介してもらうの良いのではないでしょうか?

乾燥に注意

2017/12/28
冬場は寒いため各家庭で色々な暖房器具をお使いになると思います。
そのため、室内は非常に乾燥します。乾燥が激しくなると、元気なのに咳が出る、やたらとフケが多いという稟告で来院される患者さんが増えてきます。病気ではないのですが、乾燥の為に気管がイガイガしたり皮膚の水分が過剰に奪われフケが多くなってきます。
これらの大半は加湿を十分にするだけで治まることが多いようです。特に咳は投薬も必要なく十分な加湿だけでよく反応してくれます。皮膚の乾燥はこの時期は保湿剤をこまめに使用していただくと良好に生活できます。お試しください。

意思疎通のむずかしさ

2017/12/06
開業当初にある伝染病にかかった犬を連れて来られた飼い主さんがいました。入院を強く勧めたのですが入院を拒まれました。翌日、別の病院に転院され即入院しましたが死亡したことがあります。この時、この飼い主さんは「ちゃんと入院を勧めてくれたらうちの子は死なずに済んだかもしれない」と言われました。私は入院を強く勧めたつもりでしたが、全く伝わっていなかったようでした。伝わっていないのであれば、説明したことにならないと感じた出来事でした。それ以降、生死にかかわるような疾患の場合、特に注意して説明するようにしてきたつもりでしたが、つい最近ある疾患で急変することがあるかもしれないと説明したのですが、状態が悪化し死亡してしまいました。死亡する夜中何回も電話がありましたが、緊急の手術で電話に出ることができませんでした。翌朝、「死亡」の連絡があり「緊急なのに電話にも出てくれない」「急変する可能性についても説明してくれていない」というお叱りの電話を頂きました。個人病院ですので、手術中は術者と助手になり電話番がいませんので電話はとれません。夜中に手術といっても言い訳がましく、緊急性についても説明したと言えばまた気分を害されると思い黙っておりました。
つくづく相手に物を伝えることのむずかしさを感じます・・・
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