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目の病気

2014/11/29
当院では今年1年間毎月開催される眼科のセミナーに参加してきました。12月が最終となります。このため不在にすることが多くなり大変ご迷惑もおかけしましたが、その分以前より眼科に関しては適切なアドバイスができるようになりました。
ただ、相手が動物であるが故のもどかしさもずいぶん感じるようになりました。その1つが目が見えていないということが飼い主さんに十分伝わらないことです。検査では全くあるいはほとんど見えてないはずなのですが、実際には自宅では何の不自由もなく歩き回るためその事実が受け入れられないのです。動物は室内の家具や物の場所を記憶しているためにあたかも見えているかのように動き回ることができます。院内でものにぶつかったり動かなかったりしても「たまたま」ということであまり積極的な治療にまで至りません。
飼い主さんへの説明がうまくいっていないのだと思います。今後の課題です。