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皮膚病における検査

2016/10/26
当院では皮膚病の場合、ほとんどの症例で何かしらの皮膚病検査を行います。
院内で検査できるものと外注で検査機関でなければできないものがあります。
院内では皮膚にセロファンテープをペタペタして染色して顕微鏡で見たり、専用のへらで皮膚をちょこっと削って顕微鏡で見ます。ちょっとした検査で安価ですが、非常に多くの情報が得られます。
また、外注で行う検査はそれなにり検査代もかかりますが、「ここでやっておかなければ!」というタイミングで飼い主さんに承諾を得て行います。不必要な検査を連発してコストをかけ、病気を慢性化させることだけはやってはいけません!ターゲットを絞ってやっていけば本当に有益な情報が得られます。
いろいろな病態が重なって重症化する前に治してあげることが動物にとっても飼い主さんにとってもいいことです。もちろん私自身いつまでも治らず胃をキリキリ痛ませずに済むのも改善できます!

今年は夏にも多い猫の尿石症

2016/08/22
猫の尿石症は冬が多いが定番でした。おそらく当院だけではなく・・・。
今年はなぜか?6月以降重篤な尿石症の猫が多くなっています。
タマタマだと思いますが!!!
どれもこれも重傷でオペが必要なほどです。さすがにビールを飲んでおしっこをたくさんしましょう!というわけにもいかず。
飼い主さんのより細かな観察が必要です。

病気が治らない時は・・・

2015/12/21
病院には毎日たくさんの病気のペットがやってきます。初めて病気になってしまったペットもいれば病気が治らずあちこちの病院を転々と・・・。
当院は皮膚病の治療に力を入れております。そのため皮膚病での転院症例が非常に多いように感じています。この1年を振り返ると年単位や半年単位で同じ病院で治療しながら一向に改善していないあるいは徐々に悪化しているというケースを多く経験しました。半年、1年症状の改善が無かったり悪化している場合はほとんどの場合何かが間違っているのだと思います。診断、薬剤、食べ物・・・
このような場合は一度冷静に考えて主治医とよく話し合いましょう。飼い主さんが獣医師に治らないことを相談するのは大変なことだと思いますが遠慮なく相談しても大丈夫だと思います。転院されてきた飼い主さんに問診しながら話しているとコミュニケーション不足もあったのかな?と思うことも少なくありません。

受診は早めに!

2015/09/01
最近、診療中に「もう少し早い段階で診せてくれたら・・・」という症例が多くありました。皮膚病や運動器疾患など、など、
その中には転院例も含まれますが、やはり急性期に治療するのと慢性期に治療を開始するのにはだいぶ結果が違ってきます。飼い主さんの様々な理由で来院が遅れる場合、病院を受診していても数か月や1年通い続け治らないから転院してくる場合、理由はいろいろあるようです。
うちのビーグルたちも新しい飼い主さんのもとへ行きましたが、何かあれば早めにそれぞれのかかりつけの動物病院へ行くようお話しています。

子犬が産まれました

2015/06/24
当院のビーグル犬の「ベッキー」に赤ちゃんが産まれました。♂4匹、♀1匹で、もうすぐ目が開くころです。すくすく育っています!